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- 保育士の悩みにはどう対処すればいいの?
- 他の保育士はどんな悩みを抱えているの?
こういった疑問にお答えして、保育士経験8年の筆者が、保育士によくある悩みと対処法を解説するのでぜひ最後まで読んでください!
仲原秋穂
神奈川県在住。短大で保育士資格と幼稚園教諭二種免許を取得。八王子市の保育園で8年勤務。0歳児クラスから年長クラスまでまんべんなく担任をし、幼児クラス担任時はクラスリーダーを経験。子ども達が楽しく過ごせるよう心掛けて日々の保育に努める。出産を機に退職し、現在は3歳のやんちゃな娘を家庭保育しながらWEBライターをしている。趣味はランニング、登山、編み物【保有資格】保育士、ベビーマッサージインストラクター、ベビーヨガインストラクター、食育アドバイザー
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保育士によくある悩み
保育士の悩み1:人間関係
保育士の悩みで多くあるのは「人間関係」についての悩みです。
保育士は女性が大半を占める職業です。男性保育士の割合も徐々に増えてきていますが、厚生労働省の調査によると男性保育士の割合は5.4%と少なく、未だ女性のみの職場も多いのが現状です。(参考:保育士の平均賃金|厚生労働省)
特に若い職員は自分の意見を言いづらい雰囲気であったり、上司が言ったことは絶対という暗黙の了解が成立してしまっているために子どもと上司との間で板挟みになって悩む職員が多くいます。
保育士の悩み2:仕事量が多い
仕事量が多く、忙しいことに悩む保育士の方も多いでしょう。
保育士は子どもの命を預かり、生活習慣や社会性を身につけられるよう適切な環境設定をするのが仕事です。よって勤務時間中は子どもと関わっているため、日誌やおたより、製作物の作成、次の日の準備などの子どもと直接関係のない業務は勤務時間が終わってから行うことがほとんどです。
子どものプライバシーに関わる要録は職場から持ち出しては行けないルールがあるため残業は避けられず、おたよりや製作は持ち帰って家で作業する人も多くいます。
保育士の悩み3:休みがとれない
「休みがとれない」ことについての悩みも多いでしょう。
保育士は人間相手の仕事であり、クラス担任を受け持っている人がほとんどであるため、自分の好きなときに自由に休むことはできません。
さらには慢性的な人手不足であるため、病気で急に休むなんて絶対ないように普段から細心の注意を払って日常生活を過ごしています。
旅行に行きたいと思ったら数ヶ月も前から上司とシフトの相談をし、園の行事やカリキュラムと睨めっこして休める日を探します。
保育士の悩み4:給与が少ない
給与が少ないことも保育士によくある悩みです。
保育士の処遇改善がなされつつありますが、まだまだ低賃金の職業であることは否めません。厚生労働省によると平成28年度の保育士の平均賃金は27.2万円と全職種の平均月収である40.8万円を大きく下回っています。(参考:保育士の平均賃金|厚生労働省)
地域差も大きく、都心に近ければ平均より高く、地方に行くほどに賃金は下がる傾向があります。都心においても月収が20万に到底満たない職場も多く存在し、一人暮らしをしていれば暮らしていくのがやっとという人も多いのが現状です。
筆者が悩んだことがあること
保育士は、女性が大半を占める職場で、かなり閉鎖的なことから上下関係が変に作用する場面が多くあります。例えば機嫌の悪さを関係のない下の職員にあたったり、かなり前のことを掘り返して叱責されたり、そしてそのような場面を目撃しても上司に意見することができない職場環境であることから見て見ぬ振りになってしまう…。特に勤務年数が浅い時期は人間関係に苦しむことが多々ありました。
職場に行って上司が誰かと話しているのを見ると自分のことを言われているのではないかと思ったり、上司の顔色を窺って接することが当たり前になりました。子どもには良くないと思っても上司に要求されるとそれに合わせてしまうこともあり、子どもに我慢させてしまったこともあります。
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保育士の悩みを解決するには
保育士の悩みを解決する対処法:人間関係
保育士が「人間関係」について悩んだ時の対処法は、仕事に行くのが憂鬱なくらい悩んでいるなら辞めることも検討してみるといいでしょう。
保育士は特殊な職場であり、異業種との関わりもほとんどないため今の職場環境がおかしいことに気づきにくいといえます。これが当たり前と思って耐えて過ごしていると取り返しのつかないことになるかもしれません。
人生を無駄にしないためにも自分に合った職場を探すのが良いでしょう。
保育士の悩みを解決する対処法:仕事量が多い
保育士が「仕事量が多い」ことで悩んだ時の対処法は、園全体で取り組むべき問題ですが、今まで行なっていた仕事内容を見直して省けるものは省き、外部に委託できるものは委託することで全体量を減らすことが大切です。
昔からやっているからという理由でなんとなく続いている行事も見直すと良いでしょう。なぜこの仕事が必要なのか、わからないものに関しては必要ない業務といえます。
保育士の悩みを解決する対処法:休みがとれない
保育士が「休みがとれない」ことで悩んだ時の対処法は、クラスを持たないフリーの職員がいる園で働くことです。
休みが取りにくいのは職場の慢性的な人手不足が大きな原因で、休んでも罪悪感が残って休むに休めないのが現状です。
子どもの数に対して職員が十分にいる職場であれば誰かが休んでも代わりの人がサポートしてくれる余裕があるため、休みを取りやすいでしょう。
クラス担任をしていないフリーの職員がいる園もサポートを受けやすい環境であるといえます。
保育士の悩みを解決する対処法:給与が少ない
保育士が「給与が少ない」」ことで悩んだ時の対処法は、自分が納得する職場を見つけることです。
子どもが好きだからと言っても、生活していくためには給与面も気になるところですよね。自分が納得できる給与の職場を見つけることで解決できるでしょう。
ただし、給与面を第一に職場を決めるのはおすすめしません。給与が良くても働きにくかったら長く働けないためです。
実際に園の見学に行って、職員は楽しそうに働いているか、子どもは生き生きしているか、園長や主任は威圧的ではないか、さらには行事の数なども考慮した方が良いでしょう。
筆者が悩んだ時にどう対処したか?
職場の上下関係が良好でないと、同期や歳の近い先輩後輩との関係はかなり良くなります。帰りながらお互いに話を聞いて励まし合うことで乗り切れました。
特に私は地方から上京したこともあってすぐに会える友達がいなかったため、職場の先輩後輩とみんなで食事に行ったり遊びに行ったりして休日を過ごしました。休日に予定を楽しみに仕事を頑張れたので、同期、先輩、後輩には感謝でいっぱいです。誰かが退職した後もときどき会うなど今でも仲良くしています!
保育士が悩みを抱えた時の対処法
保育士が悩みを抱えた時の対処法:悩みを書き出してみる
悩みや不満を箇条書きで書き出していくことで、自分では気づけなかった気持ちや根本的な原因が浮かび上がってきます。どんな些細なことでもOKです。
自分しか見ないのですから、思っていることも全て出し切ってみましょう。心の中でごちゃごちゃしていたことが目に見えてわかるため整理しやすくなってすっきりします。ストレス発散の効果もあるため定期的に行うと良いでしょう。
書き出すことで自分はどうしたいのかが見えてきて、対策を導きやすくなります。
保育士が悩みを抱えた時の対処法:相談する
職場の悩みは内部事情をよく知った同僚に相談することで共感してもらいやすくなります。
モヤモヤすることを吐き出すことですっきりしてストレス発散になります。同期や良好な関係を築けている他の職員に話を聞いてもらうのも良いでしょう。特に先輩だと実体験をもとにアドバイスをもらえることもあります。自分では気づけなかった新しい視点から意見がもらえることで具体的な対処法が見えてくるでしょう。
同じ職場に相談できる人がいるのはとても心強いことです。
キャリア相談についてもっと詳しく知りたい方は、あわせて読んでみてください!
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保育士が悩みを抱えた時の対処法:ストレスを発散できることをする
趣味や好きなことに熱中する時間を設けることでストレスを発散するのも効果的です。その間だけは仕事のことは忘れて楽しく過ごしましょう。
特に運動はストレス発散に効果的です。食欲がアップしたり程よい疲労感でよく眠れたりすることでリラックス効果も高まります。出かけるのが好きな人は休日に予定を入れておくのもおすすめです。
楽しみをモチベーションに仕事を頑張れますよ。映画を見たり読書をするのもリラックス効果があるため自宅での一人時間も充実するでしょう。読書は教養も深まるため、新たな気づきが得られるかもしれません。
保育士が悩みを抱えた時の対処法:転職してみる
深刻に悩んでしまうようなことがあるなら、職場が合っていないのかもしれません。その場合は転職して新しい環境に身を置くのも効果的です。
給与面で悩んでいるなら給与が良い職場を探したり、休みが取れないことに悩んでいるなら休みが取りやすい職場を探すなど悩みを解説できる職場を探すのがおすすめです。
求人だけではやはりわかりづらいため、実際に保育園を見学に行って雰囲気や職員の対応などを見るのが大切です。気になることは質問してある程度心配をなくしてから面接に臨むのが良いでしょう。
保育士が悩みを持った際には、保育士の転職に詳しい転職エージェントに相談してみると、今のあなたが転職することでどんなメリット・デメリットがあるのか、具体的にどんな転職先があるのか紹介してくれるので、悩みを解決するヒントになるかもしれませんよ!
次は、保育士に特化した転職エージェントを紹介します。
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この記事では、保育士によくある悩み4選と対処法について解説しました。
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