保育士の転職の志望動機の答え方の6つのポイント【例文付】

保育士の転職の志望動機6つのポイント【例文付】

  • 保育士が転職するときの志望動機はどう書けばいいの?
  • 例文をもとに志望動機を考えたい
保育士
仲原秋穂
保育士 仲原秋穂

こういった疑問にお答えして、保育士経験8年の筆者が、保育士の転職の志望動機のポイントを例文付きで解説するのでぜひ最後まで読んでください!

記事執筆者
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仲原秋穂

神奈川県在住。短大で保育士資格と幼稚園教諭二種免許を取得。八王子市の保育園で8年勤務。0歳児クラスから年長クラスまでまんべんなく担任をし、幼児クラス担任時はクラスリーダーを経験。子ども達が楽しく過ごせるよう心掛けて日々の保育に努める。出産を機に退職し、現在は3歳のやんちゃな娘を家庭保育しながらWEBライターをしている。趣味はランニング、登山、編み物【保有資格】保育士、ベビーマッサージインストラクター、ベビーヨガインストラクター、食育アドバイザー 

保育士の転職の志望動機の3つのコツ

保育士の転職の志望動機の3つのコツ

保育士の転職の志望動のコツ1:スキル向上アップのための転職

志望動機を伝える際には、自分のキャリアアップ、スキル向上のために転職することをアピールすると好感を持ってもらいやすいでしょう。

転職先で力を入れていることに結びつけて自分がチャレンジしたいことをアピールすれば相手も意欲があると感じます。

例えば食育に力を入れている園なら、「子どもと一緒に調理実習をして食べ物への興味関心を深めたい」「子どもと一緒に野菜を育てて旬な野菜を学び、四季を感じたい」などと子どもにとって学びになるようなことを話せると相手もイメージしやすいです。

保育士の転職の志望動のコツ2:保育園を選んだ理由

その保育園を選んだ理由を明確に話せば相手に良い印象を与えられるでしょう。

園のホームページや求人、見学に行ったに見たことなどを最大限活用してこの園でなければ働けないといった事柄を具体的に述べると志望度の高さが伝わりやすいでしょう。

ここに自分が職場に希望すること組み合わせてぴったり合っていることをアピールすれば良いでしょう。いかにこの園が自分にとって魅力的なのかを話せれば「この人はここでしっかり貢献してくれるだろう」と思ってもらえます。

保育士の転職の志望動のコツ3:仕事にやりがいを感じているとアピール

保育士をやりたい、保育士という仕事にやりがいを感じていることをアピールすると、子どもにとって良い先生になれる具体的なイメージを持ってもらいやすくなるでしょう。

前職が保育士の人は、保育士として働きたいということが分かりやすいですが、保育業界を離れてまた戻ってきた人は、どうしてまた保育業界に戻ってきたのか疑問を持たれることもあります。そんなときはなぜ保育士を離れたのか、そしてまた保育士をやろうと思った理由をポジティブに話すと良いでしょう。

例えば、「ずっと保育士をしてきて他の業種も経験してみたいと思い転職したが、友人や親戚の子どもと関わっているうちにやはり保育士しかないと考えるようになった」というと子どもが好きなこと、保育士として子どもに寄り添った保育をしてくれそうな印象が持てます。

筆者の体験談コメント

保育士
仲原秋穂
保育士 仲原秋穂

自分が保育士として子どもと一緒にやりたいことを具体的にイメージして書き出し、就職希望の園で行われている活動と組み合わせて話しました。

実現できるかは考えずに、こうしたい!ああしたい!というイメージをいくつか伝えました。「今からワクワクしている」、「この園で働くのが楽しみ」というようなことを組み込んで、具体的に私が働いているところをイメージしてもらえるよう工夫しました。

また、子どもにとって良い経験であることはもちろん、楽しめるかどうかも大切であるため、子どもをいかに楽しませられるか、さらには自分や他の職員がどれだけ楽しめるかもあわせてアピールしました。楽しく働いてくれる人は園長にとっても嬉しいですから、希望にあふれた人を採用したいと考えますよね。

保育士の転職の志望動機作成のNGポイント2点

保育士の転職の志望動機のNG1:ただ漠然と子どもが好きだから

就職を希望する保育園の特色に一切触れず、ただ漠然と「子どもが好きだから保育士がしたい」と話しても、相手側としては意欲的に採用する気持ちを持てずに「どこの保育園でもいいのでは?」と感じてしまいます。リサーチ不足を疑われてあまり良い印象は持てないでしょう。

保育園はそれぞれ特色があり、一つとして同じ保育園はありません。ホームページを見たり園に見学に行って直接話を聞くなどして情報収集をし、その保育園で力を入れていることにつながる志望動機だと、「この園じゃないと働けない!」という意欲が感じられて「一緒に働きたい」と思ってもらえるはずです。

保育士の転職の志望動機のNG2:仕事に直接関係ないこと

「給料が良い」「有給休暇が取りやすい」「記念日休暇がある」「福利厚生が魅力的」といった保育士の仕事に直接関係のない点ばかりに注目した志望動機だと、相手側は「仕事はちゃんとやってくれるのだろうか」「少しでもこの条件が変わったら辞めてしまうのでは?」と感じてしまいます。

もちろん、給与や有給休暇の取りやすさなどの業務以外の条件も働く側にとっては重要な項目です。しかし、それだけで決めたという印象を持たれないようにしましょう。

保育士
仲原秋穂
保育士 仲原秋穂

前の職場で休暇が取りにくいことで転職をする場合など、どうしても譲れない条件であればその旨を伝えるのも良いでしょう。

保育士の転職の志望動機を履歴書へ書くポイント

志望動機を履歴書に書く際には、自分が保育士としてやりたいこと、それを叶えるためにはこの園でないといけないことを強くアピールするのがポイントです。

漠然とした考えだと、どこの園でもいいのでは?と思われてしまい、採用の決定打にはなりにくいと言えます。子どもや園にとって利益になることをまとめればこの園のためにしっかり働いてくれそうな印象が持てるでしょう。

また、履歴書は記載できる枠が決まっているためあまり長々と書いてもくどくなりがちです。言いたいことは簡潔にまとめ、具体的なところは面接で話すと良いでしょう。履歴書と内容と面接の内容に一貫性を持たせることもとても重要です。

保育士の転職の志望動機例文3選

保育士の転職の志望動機例文1:出産を機に退職した場合

私は保育士として8年間勤務して、出産を期に退職しました。我が子の子育ては24時間ひとときも休まることがなく、心が折れそうになることもありました。それでも日々我が子と接しているときや友人の子どもと触れ合う中でやはり子どもが好きだということを実感し、また保育の現場に戻りたいという思いが強くなりました。また、実際に親となり我が子を育てていく中で当時はわかったつもりでいた保護者の気持ちが本当の意味でわかるようになりました。保育士として働くにあたり、子どもはもちろん、保護者の気持ちにも寄り添った保育士になりたいと考えます。保護者が抱える悩みや不安を聞いたり、子どもの成長を一緒に喜んだりしながら、協力して子育てしたいと考えています。

保育士
仲原秋穂
保育士 仲原秋穂

保育士は保護者との付き合いも大切な仕事です。実際に子育てを経験したことで保護者との距離が縮まり、なんでも相談できる頼もしい保育士になれるイメージが与えられるでしょう。保護者にとって子育てを経験していることは大きな安心材料となりやすいのです。

保育士の転職の志望動機例文2:保育士→異業種→保育士の場合

私は5年間保育士として勤務しておりました。その後他の業種に転職しましたが、店舗に訪れるお子さんと関わっているうちにもう一度保育士をしたいという気持ちを強く感じるようになりました。現在の接客業では年齢や性別がさまざまな人と関わるため、その人に合った話し方、対応ができるようになりました。また、店舗の混み具合などに左右されずにお客様が気持ちよく買い物できるよう状況を見て臨機応変に動くことが要されてきました。大人の予想を上回る言動をする子どもを相手にする保育士は、臨機応変に行動できる力が必要と考えます。その時の状況に適切な対応を瞬時に判断してスムーズに対処するようつとめます。子ども一人ひとりに合った対応をすることで、子どもにとって親しみやすい保育士を目指します。

保育士
仲原秋穂
保育士 仲原秋穂

異業種で働いていた時に身につけたスキルと保育士の仕事を結びつけることで保育士として即戦力になることをアピールしましょう。保育士経験者である場合は、やはり保育士がやりたいということを強くアピールすると意欲が伝わりやすいですよ。

保育士の転職の志望動機例文3:大規模園から小規模園に転職する場合

前の職場は子どもの人数が多い大規模園でした。やりがいはありましたがどうしても時間に追われてしまう場面もあり、子どもの気持ちを第一に考えて保育したいと考えるようになりました。そんなときに貴園のホームページの中で小規模で家庭的な保育をされている旨を拝見し、ここなら自分がやりたい保育ができるのではないかと感じました。子ども一人ひとりとじっくり向き合い寄り添うことで、子どもから信頼される保育士になりたいと考えます。さらには、子どものことをよく理解できれば保護者の悩みや不安に対してより具体的なアドバイスができるのではないかと考えます。保護者の子育てに関する不安を取り除きながら、協力して子どもの健やかな成長をサポートしていきます。

保育士
仲原秋穂
保育士 仲原秋穂

転職理由が保育士としての更なるキャリアアップを目指しているというポジティブな内容にするのがポイントです。この園の魅力と合わせて伝えることで、志望動機の説得力がより高まりますね。

保育士転職more
保育士転職more

転職エージェントを活用して転職活動を進めると、無料で求人の紹介や履歴書・職務経歴書の作成、面接対策をサポートしてもらえるので、志望動機の伝え方に不安がある方も安心です。

次は、保育士におすすめの転職エージェントを紹介します。

保育士特化の転職エージェントおすすめ

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保育士特化の転職エージェント1:キララサポート保育

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保育バランス

保育士特化の転職エージェント3:ほいく畑

ほいく畑

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特徴保育士の転職に特化した転職エージェント
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保育士の志望動機の伝え方は転職エージェントに相談しよう!

この記事では、保育士の転職の志望動機の6つのポイントについて解説しました。

志望動機の伝え方に不安を感じている方は、転職エージェントを活用して面接対策を行うのがおすすめです。

保育士転職more
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