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- 保育士が給料の高い職場で働くには？
- 保育士の給料が安いのはなぜ？
こういった疑問にお答えして、保育士経験8年の筆者が、保育士で給料が高い職場で働くには？を解説するのでぜひ最後まで読んでください！
仲原秋穂
神奈川県在住。短大で保育士資格と幼稚園教諭二種免許を取得。八王子市の保育園で8年勤務。0歳児クラスから年長クラスまでまんべんなく担任をし、幼児クラス担任時はクラスリーダーを経験。子ども達が楽しく過ごせるよう心掛けて日々の保育に努める。出産を機に退職し、現在は3歳のやんちゃな娘を家庭保育しながらWEBライターをしている。趣味はランニング、登山、編み物【保有資格】保育士、ベビーマッサージインストラクター、ベビーヨガインストラクター、食育アドバイザー
保育士の給料が安いのはなぜ？
保育士の給料が安い原因は、公定価格が低いことが挙げられます。公定価格とは保育園を運営するにあたって必要となる費用であり、子ども一人当たりの単価として国によって定められています。
保育士の給料は、保護者が支払った保育料から経費や給食費などを引いた残りを分配することで支払われています。この公定価格は前金で賄っているため、利益が出過ぎない価格設定になっているのです。このため保育士の給料は低くなっているといえます。
保育士の給料の高い職場に転職するには
給料の高い職場に転職するには1：保育士での経験を積む
給料が高い職場で働くためには保育士としての経験を積んで、スキルを高める必要があります。保育士としての経験が豊富であれば、その分さまざまな場面で適切な対応ができると判断されるでしょう。
園としては高い給与を支払ってでも働いて欲しいと考えるはずです。経験が浅い方は、今の職場の給料が安くても経験を積む時期と考えて、ゆくゆく給料の高い職場に転職するためにスキルアップすると良いでしょう。
そのためには毎日が勉強と考え、誠心誠意子どもと向き合うことが重要です。
給料の高い職場に転職するには2：資格をとる
保育士資格の他に現場で役立つ資格を持っていることは給料が高い園で働ける可能性を高めます。幼稚園教諭の免許を取得していると認定子ども園や幼稚園でも働けるため就職の幅が広がります。
また、子どもにとって最適な絵本を選べる絵本専門士、食育に力を入れている園では幼児食インストラクターも役立つでしょう。
自分の好きなこと、興味のあることを追求して関係する資格をとっておくと勉強も楽しいですし、現場でも役立つこと間違いなしです。
自分の好きなこと、興味のあることを追求して関係する資格をとっておくと勉強も楽しいですし、現場でも役立つこと間違いなしです。
保育士の給料の高い職場の種類
保育士の給料の高い職場の種類１：公立の保育園
保育士の給料の高い職場は、公立の保育園です。
公立の保育園は私立保育園と比較すると給料が高い傾向があるので、公立の保育園に転職することで給料アップを実現できる可能性があります。厚生労働省の調査によると、公立保育園の保育士と私立保育園の保育士とでは平均年収が約1.8倍も高いことがわかりました。
これは公立保育園の保育士は地方公務員の扱いとなるため、地方自治体が定める給料が支払われるためです。勤務年数が長いほど給料は上がっていき、福利厚生も充実しているため長く務めやすく、それに従って平均年収も高くなる傾向があります。
保育士の給料の高い職場の種類2：病院内保育園
保育士の給料の高い職場は、病院内にある保育園です。
病院内に併設されている保育園の保育士は、一般的な私立の保育園と比較すると給料が高い傾向にあります。病院が独自で運営している保育園は医師や看護師の子どもが通っています。
給料が高い理由は、看護師や他の検査技師などとの給料の差があまり開かないように給料を定めているためです。病院内の保育園の中でも特に給料が高いのは大学病院と言われています。大学病院内で運営される保育園は求人が滅多に出ませんが、たまに求人が出ると多数の就職希望者が集まるようです。
保育士の給料の高い職場の種類3：企業内保育園
保育士の給料の高い職場は、企業内にある保育園です。
企業内で運営されている保育園は私立保育園と比較すると給料が高い傾向にあります。企業が独自で運営する保育園では、保育士の給料は企業が定めています。
会社の規模や社員の数によって違いますが、社員とあまり差が出ないように保育士の給料も定められているといえます。近年、企業主導型保育所の設置は国が積極的に推進していることもあって企業内に保育園を作る会社が増えています。子育てを理由に退職することなく、長く勤められるメリットがあり、特に働くママさんは保育所がある会社を選ぶ人もいるようです。
保育士の給料の高い職場の種類4：夜勤ありの保育園
保育士の給料の高い職場は、夜勤がある保育園です。
夜勤がある施設は保育士の給料は高いといえます。これは労働基準法において、午後10時〜翌日の朝5時までは2割5部以上の割り増し賃金を支払わなければならないと定められているためです。
夜勤があるのとないのとでは、同じ時間勤務していても給料に大きく差が出ます。施設によってはプラスアルファで夜勤手当が出る場合もあり、夜勤が苦でないと感じる人には夜勤のある施設で働くのも良いでしょう。
夜勤は肉体的に辛いためほどほどにしましょうね。
給料が高い職場の求人を探す方法
給料の高い職場を探すためには、転職サイトの検索の条件に希望の給与額の下限を設定するのが良いでしょう。「最低限これくらいの給料は欲しい。」という額を具体的に設定することでその条件を満たした求人が表示されます。
その中から働きたい地域や園の特色などを加味して絞っていくと効率よく希望に合った転職先を探せるでしょう。満足いく給料で、かつ自分の保育観と合う園を見つけられればそれに越したことはありませんよね。
給料高い職場の求人の特徴は？
給料高い職場の求人の特徴1：企業が運営する施設
給料が高い職場の求人の特徴は、企業が運営する施設です。
企業が運営する施設は給料が高い傾向にあります。これは私立保育園と違って保育士の給料を企業が定めているためです。企業が運営する保育園の中でも0歳児〜6歳児まで幅広く保育している場所が良いでしょう。
乳児のみの保育園は小規模であり、給料が低い傾向にあります。また、企業主導型保育所の中でも給料が低めな施設は、福利厚生の充実や住宅補助があること、年間休日が多いこと、ボーナスがあることなどをアピールしていることが多いです。給料も重視するけど福利厚生や休日の取りやすさ、ボーナスの有無なども加味したい人はチェックしてみましょう。
給料高い職場の求人の特徴2：都市部の施設
給料が高い職場の求人の特徴は、都市部の施設です。
地方よりも都市部の施設の方が給料が高い傾向にあります。これは都市部に人が集まるためで、その分保育のニーズも高まっています。保育士不足解消のため、より高いスキルを持った保育士を集めるために給料が高く設定されているといえます。
なお、日本で一番保育士の給料が高いのは東京都です。これは東京が日本の首都でより多くの人が集まることや、物価など生活にかかる費用が高いこと、いろいろな人が行き交う場所であるため保育のニーズも多種多様であることが理由です。
保育士の資格が活かせる給料が高い仕事は？
保育士の資格が活かせる給料が高い仕事1：ベビーシッター
保育士の資格が活かせる給料が高い仕事は、ベビーシッターです。
保育士資格を持つベビーシッターは多くの保護者から選ばれ、給料も高い傾向にあります。ベビーシッターは依頼者の自宅で子どもを保育する仕事ですが、実は保育士資格がなくても働けます。
しかし、保育士資格を持っていると給料も高くなり、かつ経験豊富な保育士は保護者から選ばれやすいといえます。ベビーシッターをはじめてすぐは給料は低いかもしれませんが、保育士資格と経験を活かしていくことで徐々に信頼を得ていくと顧客も増えて給料はどんどんアップします。
保育士の資格が活かせる給料が高い仕事2：転職エージェントスタッフ
保育士の資格が活かせる給料が高い仕事は、転職エージェントのスタッフです。
保育士の転職エージェントスタッフは給料が高くなる可能性が高いです。保育士の転職エージェントは保育士に特化した転職サポートサービスであり、専門のスタッフが依頼主の希望に合った転職を提供するのが仕事です。
保育士資格を持っており、尚且つ現場経験も豊富なスタッフがいると、依頼主も悩みを相談しやすいですし、何よりも現場を知っているからこそ悩みに共感でき、より最適な転職先を探すことができます。依頼主が無事就職できるとボーナスがもらえるため実績を積むことで給料がアップしていきます。
保育士の資格が活かせる給料が高い仕事3：子ども用品店の店員
保育士の資格が活かせる給料が高い仕事は、子ども用品店の店員です。
子ども服のアパレルや子ども用品店などの店員は保育士資格を持っていると優遇されることがあります。これは保育士が子どもと関わるプロフェッショナルであるため、子どもの機嫌を損ねずに採寸や試着などを比較的スムーズに行えるためです。
さらにはこの時期の子どもにはどんなものが必要か、製品が子どもに与えるメリット・デメリットなどを保護者がイメージしやすいように具体的に説明できるため、保護者が納得して製品を購入できるということが挙げられます。特に子ども用品は高価なものが多く、失敗したくないという思いから専門のスタッフのアドバイスを求める保護者がたくさんいます。
その点から保育士のアドバイスは需要が多いといえ、「あの店員さんに聞いてみよう。」とリピーターになってくれればお店の売り上げもアップしますし、給料もアップするでしょう。
保育士の給料アップにつながる求人を探すなら、保育士に特化した転職エージェントに相談するのがおすすめです！
保育士特化の転職エージェントおすすめ
保育士特化の転職エージェント1：キララサポート保育
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保育士特化の転職エージェント2：イクシィ
イクシィは、保育業界に特化した、求人の紹介から採用までをトータルサポートする全て無料の転職支援サービスです。
保育や教育事業のスペシャリストが、コンサルタントとして希望に合った求人を複数紹介してくれます。
転職先保育園の近くにイクシィの学童施設がある場合は、転職希望者のお子さまを優待価格で預けることができます。
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保育士特化の転職エージェント3：保育バランス
保育バランスは、保育士さんの転職支援を無料で行うサービスです。
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保育士特化の転職エージェント4：ほいく畑
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保育士特化の転職エージェント5：マイナビ保育士
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- 保育士資格保有者
| 特徴 | 保育士の転職に特化した転職エージェント |
| エリア | 首都圏 |
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マイナビ保育士の口コミ
27歳女性 色々な転職先を紹介してくれた
勤務していた保育園よりももっと近くの保育園で働きたかったので家の近くで働きたかったので転職を考えるようになりました。そうすれば少し残業しても体が楽ですし、わざわざ電車に乗って通勤するのが嫌になりました。
マイナビ保育士は色々な転職先を紹介してくれたので良かったです。いろいろな雇用体制があるのでそれも含めて色々な提案をしてくれて助かりました。私自身もいつまでも働けるとは思っていないので、家から近い職場を提案してくれることで自分の時間が持てるようになりました。 家から近くだったので本当に楽になりました。 残業もしても体が楽になりました。
コンサルタントの方がとても親切だったのでもしまた何かあれば相談したいなと思っています。
（出典：HRtableによる独自調査）
保育士特化の転職エージェント6：保育士人材バンク
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保育人材バンクの口コミ
42歳女性
前の認定こども園では短時間パートで働いていました。いずれは正社員として思い、何度も希望を出しました。しかし、「今の現状では無理だ」と言われ、叶いませんでした。今の園で居続けても、ずっとパートのままかもしれないと思い、転職を決断し、保育人材バンクに相談しました。パートという弱い立場だったからか、時間を減らされたことがあったため、まずはフルタイムで働かせてくれることが条件でした。
前職では短時間パートだったので、そんなことで転職できるか不安でしたが、担当者は「同じように経歴に不安に思ってらっしゃる方もいるので、何でもおっしゃってください」と親身になってくれました。結果として条件の合った園を早く見つけてくれ、面接日の調整もスムーズにやってくれ、前日に転職先に私へのフォローもしっかりとしてくれてので心強かったです。（出典：HRtableによる独自調査）
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