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- 幼稚園教諭の平均年収は？
- 幼稚園教諭で給料アップする方法が知りたい
こういった疑問にお答えして、幼稚園教諭として幼稚園で5年、保育園では2年勤務経験がある筆者が幼稚園教諭のおすすめ転職エージェント７選について紹介していきます！
赤松茉怜
神奈川県在住。短大で幼稚園教諭第2種免許と保育士資格を取得し、幼稚園でクラス担任を5年、保育園では乳児・幼児クラスの保育補助をメインに計2年勤務。絵本の読み聞かせや折り紙、歌遊びが得意。現在は小1と年少の男の子2人を育てながら、フリーランスのWEBライターとして活動中。幼児教育や保育に関すること以外にも、子育てや妊活・健康・美容など多ジャンルを執筆。幼少期から続けているピアノが趣味。【保有資格】保育士
幼稚園教諭の平均年収・給料
2023年4月時点での、求人ボックスによる求人統計データでは、幼稚園教諭の平均年収は約311万円となっています。月給に換算すると約26万円程度で、日本の平均年収と比較すると、幼稚園教諭の平均年収は低い傾向です。
また、地域によっても給与には差があります。平均年収が最も高いのは関東の東京都で、約332万円と高い水準です。一方、平均年収が最も少ないのは東北の秋田県で約239万円となっており、東京都と比較すると約93万円の差があります。
幼稚園教諭の場合、勤務する地域によって給与の差はありますが、勤務先や経験・スキルによる給与の差は少ないようです。勤続年数によって給与は少しずつ上がる傾向にあるものの、園長など上の役職でない場合は大幅にアップする職業ではないといえます。
あわせて読む：幼稚園教諭の平均年収・給料はいくら？年代別に解説！
幼稚園教諭の手取り額とは？
求人情報に記載されている給与は、基本給や各手当などを含む総支給額です。実際に受け取れる手取り額は、求人情報の給与から各種税金や保険・給食費などを差し引いて約8割程度になると理解しておく必要があります。
求人ボックスがまとめた政府統計データ（厚生労働省「賃金構造基本統計調査」）を参考に、勤続年数7～8年の幼稚園教諭の手取り額を算出すると次のようになります。
平均年収約355万円（年齢33.8歳、勤続年数7～8年の場合）
| 月給総額 | 約23.9万円 |
| 賞与総額 | 約69.2万円 |
| 月給手取り額 | 約19.12万円 |
勤続年数7～8年、年齢33～34歳で、平均年収約355万円、月給総額約23.9万円、賞与総額約69.2万円の場合、月給手取りは約19.12万円になります。
同様の調査において、20代前半の女性幼稚園教諭の平均年収は約290万円、月給は約20.4万円、賞与は約45.1万円です。20代前半は1年目に相当する場合がほとんどであることから、幼稚園教諭の初任給手取りは16万円程度が相場となります。
幼稚園教諭が実際に受け取れる手取り額は、総支給額の約8割程度となるため求人情報を確認する際は注意しましょう。また、年代による給与差もそれほど高いとはいえません。
給与面を重視して考えるなら、始めから給与の高い地域や勤務先を探す、給与アップにつながるスキルを身につける、経験を積み主任や園長などの役職につくのも方法です。
幼稚園教諭の平均年収・給料の傾向
文部科学省がまとめた平成13年度の学校教員統計調査報告書では、幼稚園教諭の平均給料月額は約23万円となっています。また、厚生労働省がまとめた令和元年賃金基本統計調査における幼稚園教諭の平均給料は、34歳で勤続年数8年の場合、約24万円です。
求人ボックスがまとめた政府統計データを参考に見てみると、幼稚園教諭の平均年収は、2010年から2019年の間で、300～350万円の間で推移しています。幼稚園教諭の平均年収・給料は、過去10年間でほとんど上昇傾向は見られず、変化していないことが分かります。
indeedの求人を例に見ても、月給20万円から26万円程度の幼稚園が多い傾向です。ただし、求人情報に記載されている給料は20万円から30万円と幅があるものも多くあります。経験年数や取得している資格が、幼稚園教諭第1種免許か第2種免許かなどによっても左右されるといえるでしょう。
幼稚園教諭の給料アップにつながるスキルアップ方法とは？
給料アップを目指すなら、経験を積んでキャリアを重ね、リーダーや主任など上の役職につく必要があります。幼稚園教諭の給料は、300～350万円程度が一般的で、過去10年間でも大きく変化していません。
日頃の保育に誠実に務めていくことはもちろん、幼児教育に関連する研修を受けたり、資格を取得したりすることで、よりスキルアップしていけるでしょう。多くのスキルを身につければ、自身の保育に自信が持て、周囲からの信頼度も上がります。
スキルアップの方法としては、キャリアアップ研修や保育実技・幼児教育に関連するさまざまな研修を受ける他、資格取得を目指すのがおすすめです。幼児教育に関連する資格は「リトミック指導員」「絵本の専門家」などの他、事務作業では「パソコン検定資格」なども役立ちます。
自身の強みを増やし周囲と差別化を図っていくことが、結果的に給料につながる可能性もあるため、研修や資格取得でスキルアップを目指してみてはいかがでしょうか？
幼稚園教諭の年収・給料アップにつながる地域とは？
幼稚園教諭の給料は地域だけでなく、園によっても差があります。地域や勤務する園によっては、住宅手当・地域手当がつく場合もあるため、幼稚園教諭の年収や給料アップにつなげる方法の1つとして、ぜひ注目したいポイントです。
例えば、藤沢市では幼稚園等が幼稚園教諭または保育士に支給する住宅手当を対象とする「藤沢市幼稚園等住宅手当補助金」事業を行っています。また、千葉県松戸市でも、処遇改善手当として家賃補助を行っています。
このような住宅手当・地域手当の有無や金額は、公立幼稚園か私立幼稚園かによっても違い、各自治体の財政状況などにも左右されるようです。
幼稚園・保育園業界の人手不足解消・賃金改善等を目的に、給料アップにつながる手当がつく園・地域もあるため、求人情報や各自治体をチェックして転職先を探すと良いでしょう！
幼稚園教諭が現職で給料アップする方法
幼稚園教諭が現職で給料アップする方法は、平成25年に国が定めた「処遇改善等加算」の制度です。
処遇改善等加算は、勤続年数やキャリアアップによる人件費の加算、技能・経験を積んだ職員に対する人件費の加算などがあります。
処遇改善等加算は、見直しを行いながら進められている段階で、園や職員のキャリアなどによっても変わるため、支払額が確定しているわけではありません。
処遇改善等加算制度が定められたことにより、現職で給料アップする可能性も高くなったといえるでしょう！
幼稚園教諭の給料アップを転職で実現するには？
幼稚園教諭の給料アップを転職で実現するには、次のような方法があります。
- 現職よりも給与の高い職場に転職する
- 手当など福利厚生が充実した園に転職する
- 賞与の多い園に転職する
- 園長先生を目指す
今の職場よりも給与の高い求人を探す方法です。地域によって幼稚園教諭の給与は差があるため、給与の高い地域で転職先を探す方法もあるでしょう。
また、住宅手当・資格手当・研修手当などの各手当や、育児休暇・給食費支給・ユニフォーム貸し出しなど、さまざまな福利厚生が充実した園を探すのも給料アップにつながります。手当や福利厚生が充実している園は、働きやすい環境である可能性が高いため注目してみましょう。
園長先生になることでも給与アップできます。園長先生になるには必要条件を満たす必要があり責任も増えますが、よりキャリアアップしたい方や、やりがいを感じたい方は目指してみるのも良いかもしれません。園長先生を募集している求人もあるため、給与アップを目指すなら検討してみる方法もあります。
賞与の多さも給料アップには重要なため、賞与の多い園を選ぶのも1つの方法です。
幼稚園教諭の年収・給料のまとめ
幼稚園教諭の年収は約311万円、月給は約26万円が平均ですが、地域によっては平均年収を下回るところもあります。経験年数に応じて給与や賞与は少しずつ上がる傾向にあり、研修や資格取得などでスキルアップすれば結果的に給与につながる場合もあります。
過去10年間で幼稚園教諭の平均年収はほとんど変化していないため、給与アップを考えるなら、スキルを身につけたり、転職したりする方法を検討する必要があるでしょう。
幼稚園教諭の求人を探すなら、幼稚園教諭に特化した転職エージェントを活用するのがおすすめです！
幼稚園教諭特化の転職エージェントおすすめ3選
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レバウェル保育士は、保育士･幼稚園教諭に特化した転職エージェントです。
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幼稚園教諭特化の転職エージェント2：保育士人材バンク
保育士人材バンクは、東証プライム上場企業である株式会社エス・エム・エスが運営する、保育士資格保有者向けの転職エージェントです。
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保育士専門のパートナーがスピーディにサポートしてくれ、最短3日で内定を獲得できます。連絡手段は、電話・メール・LINEから選べるので、使い慣れた連絡手段で気軽に相談できます。
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保育人材バンクの口コミ
42歳女性
前の認定こども園では短時間パートで働いていました。いずれは正社員としてと思い、何度も希望を出しました。しかし、「今の現状では無理だ」と言われ、叶いませんでした。今の園で居続けても、ずっとパートのままかもしれないと思い、転職を決断し、保育人材バンクに相談しました。パートという弱い立場だったからか、時間を減らされたことがあったため、まずはフルタイムで働かせてくれることが条件でした。
前職では短時間パートだったので、そんなことで転職できるか不安でしたが、担当者は「同じように経歴を不安に思ってらっしゃる方もいるので、何でもおっしゃってください」と親身になってくれました。結果として条件の合った園を早く見つけてくれ、面接日の調整もスムーズにやってくれ、前日に転職先に私へのフォローもしっかりとしてくれたので心強かったです。（出典：HRtableによる独自調査）※ユーザーアンケートの一部を掲載しています。
あわせて読む：保育士人材バンクの評判はどう？サービスを詳しく解説！
幼稚園教諭特化の転職エージェント3：保育士ワーカー
保育士ワーカーは、保育士専門の転職エージェントです。
保育園・幼稚園・学童・病院・企業など保育士資格を活かせる転職先を幅広く紹介しています。
運営会社は、医療・福祉領域の転職支援サービスを展開している株式会社トライトです。2023年7月に東証グロース市場に上場しており、運営基盤がしっかりしているため安心です。
登録後にはマイページが発行され、マイページ上で履歴書を更新できるので簡単に応募できます。企業から直接スカウトを受け取ることも可能なので、自分で求人を探す手間が省けます。
また、保育士専門のアドバイザーが希望している給与や、勤務時間に合わせて求人を紹介してくれます。さらに、面接の日程調整や応募資料、面接対策のアドバイス、給与・待遇の条件交渉など手厚いサポートが受けられます。
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| 求人数 | 幼稚園教諭：1,527件 ※2024年4月25日時点 |
| エリア | 全国 |
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保育士ワーカーの口コミ
独自にアンケート調査を行ったところ、保育士ワーカーを利用した人からは以下のような評判がありました！
対応していただいた方が細かく配慮してくれたり、情報をしっかりと伝えてくれたことがありがたかったです。自分ひとりだと心細く感じていたと思うので、親身になって対応していただいて助かりました。また、自分が知りたいことを相手方に尋ねていただけたこともありがたかったです。コミュニケーションを円滑に取れたので良かったです。
引用元：保育士転職more独自のアンケート
何個か転職サービスを利用しましたが、１番じっくり話を聞いてくれて私のために探してくれている感じがしました。 他では、無理矢理とりあえず面接にという圧力を感じましたが、こちらでは見に行ってみて合わなければ辞退でいいですよとおっしゃって頂けたので、見学にも行きやすかったです。 また、中々出ない好条件の求職が出るとすぐに連絡下さりありがたかったです。
引用元：保育士転職more独自のアンケート
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他にも幼稚園教諭に強い転職エージェントを見たいという方は、以下の記事もチェックしてみてください。
あわせて読む：幼稚園教諭特化の転職エージェントおすすめ7選
