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・保育士転職で保育園見学をすべきか悩んでいる
・保育園見学をするときの大切なこと・注意点を知りたい
このような方に向けて、保育士としての転職時に園見学をした経験がある筆者が、保育士転職の園見学について、転職活動の経験を元に大切なチェックポイントや具体的な流れをご紹介します!
保育士転職の見学とは?
保育士転職の見学とは、保育士さんが転職を考えている時に、気になっている保育園や幼稚園に足を運び、園内や保育の様子を見せてもらうことです。
保育園や幼稚園の園舎や保育室内の環境、働いている職員の方や生活している子どもたちの様子などを直に見ることで、入職試験や面接を受ける前に、園の雰囲気をより詳しく知ることができます。
見学に行くと職員の方からお話を伺う時間があるので、気になっていることや疑問に思ったことを質問することもできますよ。
なぜ保育士転職の見学をした方が良いのか
そもそも保育士が転職を考えるきっかけは、大きく3つあります。1つ目は保育観の違い、2つ目は業務量の多さ、3つ目は人間関係です。
園と保育観が合わないと園長の考えや運営方針に納得できず、自分のやりたい保育ができない。事務作業や作り物が多く、毎日サービス残業。高圧的な先輩やいつも不機嫌な同僚との関係に、心が疲れてしまう。こうした悩みはほとんどの保育士が、一度は経験しているのではないでしょうか。
今の辛い状況を変えたい、楽しく保育がしたい、という思いを叶えるために、しっかり園を見学してから転職することをおすすめします。見学の際に確認しておきたいチェックポイントも紹介していますので、ぜひご覧ください!
働きながら見学に行くのは正直大変で、終わった後は緊張からどっと疲れていました。それでも園を見に行くことで自分が納得して転職できたので、見学に行くメリットは大きかったです。
保育士転職の見学で大切なチェックポイント5選
保育士転職の見学で大切なチェックポイント1 保育観について
まず自分のやりたい保育と大きな相違がないか確認するために、日中の主活動を行っている時間帯に園見学に行きましょう。のびのびした保育がしたいのに、大人の声掛けや誘導が多い、体作りを大切にしたいのに、天気のいい日にどのクラスも園庭に出ていない、など主活動の様子を見ることでわかることがあります。
保育室や掲示物がどのクラスも同じようなデザインだと、担任の思いが反映されにくいかもしれません。子どもの姿に合わせて工夫していきたい方は、園内のデザインにも注目してみてください。
保育士転職の見学で大切なチェックポイント2 業務量について
どんな作業があるのか知るために、保育室を見てみましょう。手作り玩具が多い、大人が作った壁面装飾のみ飾っている等、作り物が多い場合は要注意です。午睡中は休憩と日誌やノートなどの事務仕事で終わることがほとんどなので、残業して作ることになる可能性が高いです。
作り物を外注していたり、日誌や連絡ノートもICTシステムを取り入れていたりと、負担軽減に努めている園もあるので、見学する時に質問してみましょう。
保育士転職の見学で大切なチェックポイント3 人間関係について
一緒に働く職員の表情や声掛け、雰囲気は見ておきたいポイントです。子どもへの声掛けだけでなく、職員間の声掛けや連携も見れるといいですね。人間関係があまり上手くいっていない園は、自然と職員の表情も固くなり会話も少なくなります。この人たちと一緒に働いていけそうかな?という視点で見てみましょう。
職員だけでなく園長先生や理事長先生など、事務所の先生方の人柄も大切です。何かあった時に相談しやすそうか知っておけるといいですね。
保育士転職の見学で大切なチェックポイント4 通勤について
見学の際は出勤する経路をイメージして行き来してみましょう。園の場所が自宅から近い場合でも、交通量が多く危険だったり、坂道があって大変だったり、実際に行くことで気付くことがあります。乗り換えが必要な場合は、待ち時間も要チェックですよ。
私も転職理由の一つは通勤時間の長さでした。毎日の通勤に時間がかかるほど、自分の時間が減っていきます。どの程度の距離だったら負担にならないか、線引きは大切です。
保育士転職の見学で大切なチェックポイント5 給料以外の待遇について
給料以外の手当や法定外福利など、独自の制度を設けている園もあります。地域手当や扶養手当、家賃補助などの諸手当が充実していることで、しっかりした収入を見込めます。急な病気やケガの時も、休暇制度が整っていると安心です。書面ではわからないことも多いので、ぜひ質問してみてくださいね。
保育業界は配置基準も厳しくどこも人手不足です。年次有給休暇に関しては、満足に取れない可能性が高いです。しっかり休暇制度を活用したい方は、株式会社が運営する園がおすすめです。
保育士転職の見学についてのYouTube動画
【就活】園見学のポイント4個~ブラック保育園の特徴とは?~【保育園・幼稚園】
【園見学】保育士がみなみがわら保育園を見学してみた 前編【保育園/幼稚園】
保育士転職の見学の流れ
まず始めに保育士向けの転職エージェントに登録します。
保育士向けの転職エージェントには、保育園や幼稚園などの求人情報がたくさん集まっています。登録することで希望条件や価値観をヒアリングして、自分にあった求人を紹介してくれます。園とのやりとりや内定後の案内など、転職のサポートもしてくれるので安心です。
転職エージェントは複数あって、サポート内容や求人数も違うので、まとめサイトを参考に登録しましょう。複数登録しておくのもいいですよ。
担当のキャリアアドバイザーから連絡がきたら、希望する転職先の条件について打ち合わせを行います。
事前に希望する転職時期・勤務形態(正規職員・アルバイト・パート)・園の規模・給料・勤務時間・勤務地・保育観をまとめておくとスムーズです。もちろん相談もOKです!キャリアアドバイザーは数多くの転職者を見てきたプロなので、ぜひ色々聞いてみてください。
ネットには公開されていない求人を持っていることもあるので、気になっている園がある場合は担当者に相談してみましょう。
打ち合わせで伝えた希望条件を元に担当者が求人情報を探して紹介してくれるので、園の求人内容やホームページを確認してみましょう。
園の求人情報は複数の媒体で掲載されていることも多く、採用が決まってしまうと応募が締め切られてしまいます。紹介してもらった園の中で気になる園があったら早めに担当者に伝えましょう。
見学したい園が決まったら、希望する見学の日時を担当者に伝えましょう。担当者が園と連絡をとって、見学の日程調整をしてくれます。
同時期に複数の園を見学しても問題ありません。せっかくの転職なので、ぜひ色々な園を見比べてみてくださいね。
日にちが決まったら、いよいよ園見学です。面接ではありませんが、失礼のないよう服装や持ち物について担当者に相談して準備しておきましょう。
時期によっては行事の準備等で忙しいこともあるので、見学できる時間が限られることもあります。質問する内容と優先順位をまとめておくと安心です。
新型コロナ感染症対策のため見学と面接を一緒に行う園が多いので、見学のみを希望する場合はご注意ください!
では、どんな転職エージェントに相談すれば良いかですが、保育士特化型の転職エージェントに登録するのがおすすめです!代表的な保育士特化エージェントを紹介するのでぜひ参考にしてみてください。
保育士特化の転職エージェントおすすめ
保育士特化の転職エージェント1:キララサポート保育
- 保育士の転職支援実績が豊富なコンサルタントにサポートしてほしい
- ブランクのある保育士さんも歓迎!
特徴 | 保育士の転職に特化した転職エージェント |
エリア | 東京、埼玉、神奈川、福岡 |
- 保育士の転職に特化した転職エージェント!求人掲載は6,896件(2023年1月24日時点)
- 保育専門の人材コーディネーターが丁寧にサポートしてくれる!
- 履歴書の書き方アドバイスや面接対策、見学や面接の日程調整、内定後の条件交渉も行ってくれる!
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保育士特化の転職エージェント2:イクシィ
イクシィは、保育業界に特化した、求人の紹介から採用までをトータルサポートする全て無料の転職支援サービスです。
保育や教育事業のスペシャリストが、コンサルタントとして希望に合った求人を複数紹介してくれます。
転職先保育園の近くにイクシィの学童施設がある場合は、転職希望者のお子さまを優待価格で預けることができます。
- 先端技術・イノベーション領域に強い転職コンサルタントにサポートしてもらいたい
- 自分に最適な企業を見つけたい
求人数 | 不明 ※2022年7月時点 |
エリア | 東京、神奈川、埼玉、千葉 |
- 他業種が運営する転職支援サービスではなく、保育・教育業界が運営するサービス!
- 保育園・幼稚園の採用担当者へ定期的にヒヤリングを行い、紹介先・派遣先を第三者目線で評価!
- 転職希望者ひとりひとり対して専任コーディネーターがサポート!
- 保育・教育業界の現場を熟知しているので、就職・転職のための質の高いサポートが可能!
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保育士特化の転職エージェント3:保育バランス
保育バランスは、保育士さんの転職支援を無料で行うサービスです。
病院・企業内の保育所といった事業所内保育所に特化した転職支援を行っています。
仕事とプライベートのワークライフバランスを実現しやすい場所への転職ができます。
- 「事業所内保育所」への転職をサポートしてもらいたい
- ワークライフバランスを保てる職場で仕事がしたい
求人数 | 求人数:300〜350件 ※2022年7月時点 |
エリア | 東京、神奈川、埼玉、千葉 |
- 事業所内保育所(病院・企業内の保育所)への転職支援に特化!
- 仕事とプライベートのワークライフバランスを実現しやすい
- 土日休み、残業なし、行事なしといった求人を探している方におすすめ!
- ミスマッチの少ないマッチング
- 1人のコーディネーターが企業側と求職者側を担当!
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保育士特化の転職エージェント4:ほいく畑
- 保育士の転職支援実績が豊富なコンサルタントにサポートしてほしい
- ブランクあり・未経験OKの求人を探したい
特徴 | 保育士の転職に特化した転職エージェント |
エリア | 関東、関西、東海、中国、九州 |
- 保育士の転職に特化した転職エージェント!
- 保育専門の人材コーディネーターが丁寧にサポートしてくれる!
- ブランクあり・未経験でも安心!
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保育士特化の転職エージェント5:マイナビ保育士
- 保育士の転職支援実績が豊富なコンサルタントにサポートしてほしい
- 保育士資格保有者
特徴 | 保育士の転職に特化した転職エージェント |
エリア | 首都圏 |
- 保育士の転職に特化した転職エージェント!
- 保育専門の人材コーディネーターが丁寧にサポートしてくれる!
- 保育士資格保有者向けの求人が豊富
- マイナビが運営しているから安心!
マイナビ保育士の口コミ
27歳女性 色々な転職先を紹介してくれた
勤務していた保育園よりももっと近くの保育園で働きたかったので家の近くで働きたかったので転職を考えるようになりました。そうすれば少し残業しても体が楽ですし、わざわざ電車に乗って通勤するのが嫌になりました。
マイナビ保育士は色々な転職先を紹介してくれたので良かったです。いろいろな雇用体制があるのでそれも含めて色々な提案をしてくれて助かりました。私自身もいつまでも働けるとは思っていないので、家から近い職場を提案してくれることで自分の時間が持てるようになりました。 家から近くだったので本当に楽になりました。 残業もしても体が楽になりました。
コンサルタントの方がとても親切だったのでもしまた何かあれば相談したいなと思っています。
(出典:HRtableによる独自調査)
保育士特化の転職エージェント6:保育士人材バンク
- 保育士の転職支援実績が豊富なコンサルタントにサポートしてほしい
- 保育士資格保有者
特徴 | 保育士の転職に特化した転職エージェント |
エリア | 首都圏 |
- 保育士の転職に特化した転職エージェント!
- 保育専門の人材コーディネーターが丁寧にサポートしてくれる!
- 保育士資格保有者向けの求人が豊富
保育人材バンクの口コミ
42歳女性
前の認定こども園では短時間パートで働いていました。いずれは正社員として思い、何度も希望を出しました。しかし、「今の現状では無理だ」と言われ、叶いませんでした。今の園で居続けても、ずっとパートのままかもしれないと思い、転職を決断し、保育人材バンクに相談しました。パートという弱い立場だったからか、時間を減らされたことがあったため、まずはフルタイムで働かせてくれることが条件でした。
前職では短時間パートだったので、そんなことで転職できるか不安でしたが、担当者は「同じように経歴に不安に思ってらっしゃる方もいるので、何でもおっしゃってください」と親身になってくれました。結果として条件の合った園を早く見つけてくれ、面接日の調整もスムーズにやってくれ、前日に転職先に私へのフォローもしっかりとしてくれてので心強かったです。(出典:HRtableによる独自調査)
保育士転職の見学の注意点
転職の見学では、園側もこちらの人となりを見ています。働きたいと思える園に出会えても、印象が良くないと採用してもらえない可能性もあるので、失礼のないよう身だしなみやマナーは確認してから行きましょう。
転職エージェントを活用すると見学の時の注意点や服装の相談などもできるので、迷った時は聞いてみましょう。園によってはスーツではなく動きやすい服装を指定される場合もあるので、担当者に確認をとってもらえるといいですね。
保育士転職の見学のまとめ
保育士転職の見学で一番大切なのは、転職することで今の目的や課題をクリアできる園なのか、しっかり見ることです。
保育園や幼稚園は、社会の変化と共に今変わりつつあります。研修制度や評価制度がありスキルを磨くことができる、残業なし、休暇取得がしやすいなど働き方が見直されている等、特色ある園も増えています。
見学することで、気になる園についてより詳しく知ることができます。自分の希望条件にマッチした園を見つけましょう!
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