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・2歳児が盛り上がるおすすめの絵本を知りたい!
こんな方に向けて、保育士であり2人の娘の子育て経験のある筆者と保育士転職more編集部の2名で2歳児向け絵本おすすめ10選を紹介していきます!
現役で保育士として働いていて、子どもに絵本を読んであげる機会が多い私の観点でも2歳児におすすめの絵本を紹介・コメントしていきますね!
YUYU☺
千葉県在住の保育士兼ママブロガー(3歳と小1の娘)。音楽教育の指導やチアダンス講師をしていた経験から、子供好きが高じて独学で保育士資格を取得。その後こども園に勤務し、主に年少組の補助と降園後の延長保育を担当。働く保護者が増える中、多様性が求められるこども園で幅広い年齢の子供の保育に携わっている。【保有資格】保育士
2歳児にはどんな絵本がおすすめ?
男の子 | 女の子 | |
2歳0ヶ月から2歳6ヶ月(体重) | 12,03kg | 11,39kg |
2歳7ヶ月から2歳12ヶ月(体重) | 13,10kg | 12,50kg |
2歳0ヶ月から2歳6ヶ月(身長) | 86,7cm | 85,4cm |
2歳7ヶ月から2歳12ヶ月(身長) | 91,2cm | 89,9cm |
体重も身長も1年でグンと大きくなる2歳児。体だけでなく、色々な言葉を覚え、言葉の意味も理解し始めるようになります。自分の気持ちを言葉で伝えられる楽しさを知り、自分の「やりたい!」という気持ちもよりはっきりしてきます。一方で、「魔の2歳児」なんて言葉があるように、自分でやりたいのに出来ない、思うようにいかないなど、イヤイヤ期が始まる時期でもあります。
そんな言語的にも情緒的にも発達していくこの大事な時間に、絵本を通して様々な言葉に一緒に触れ合ったり、想像力や豊かな感情を養う機会を子供達に作ってあげることはとても良いことです。
お待たせしました!それでは2歳児の発達をもとに保育士が選ぶおすすめの絵本を10冊紹介していきますね!
2歳児向けおすすめ絵本1:「だるまさんが」シリーズ
『「だるまさんが」シリーズ』は作:かがくい ひろし(出版社:ブロンズ新社)による丸くて赤いだるまさんが、伸びたり縮んだり、転んだり。目をつぶったり、開いたり、笑ったり。おまけに「ぷっ」とする。思いもよらない動きの連続であかちゃんから子どもたち、大人まで大笑いしてしまう絵本です。
まんまるの大きな体と、短い手足。今にもコロンと転んでしまいそうなだるまさんが、ページをめくるごとにいろんな表情を見せてくれます。愉快なお話でつい笑ってしまう、感情が豊かな2歳児にぴったりの絵本です。1ページ毎に「オチ」があるので、次はどんな顔をしているのかな?と、子供のワクワクした気持ちと想像力を掻き立て、何度も読みたくなる絵本です。
文章がシンプルなので、2歳児のお子さんでも自分で声に出して読むことも楽しめそうです!
2歳児向けおすすめ絵本2:せんろはつづく
『せんろはつづく』は文:竹下 文子 絵:鈴木 まもる(出版社:金の星社)による小さな子どもたちが線路を作って電車を走らせる物語の絵本です。
2歳になるまでに電車を作って走らせるという遊び誰もが経験するのではないでしょうか。そんな子供達の遊びをもとに作られたこの本。話の展開のテンポがとても良く、飽きることなく子供達も常にワクワクしながらずーっと見ていることができます。また、どの場面も絵が可愛く、細かいところまで描かれているので子供も大人も楽しめる絵本になっています。
遮断器をつけたり、トンネル、橋をつけたりと、絵本を読んでいくことで、子供の遊びのイメージも広がっていく、そんな絵本です。
乗り物に興味を持ち出した子どもと一緒に読むのにおすすめです!
大人気でシリーズ化もされているので、毎日一冊ずつ読むと楽しいかもしれませんね。
2歳児向けおすすめ絵本3:がたん ごとん がたん ごとん
『がたん ごとん がたん ごとん』は作:安西水丸(出版社:福音館書店)による電車の「がたんごとん」という言葉と「のせてください」という言葉のみで作られている絵本です。
子供にとって覚えやすく、声に出しやすい本は、語彙力や読む力の向上にも繋がります。とても単純な本ですが、「自分で読みたい!」という気持ちが出始める2歳にはぴったりな絵本です。
何度も読んであげた後は、「次は誰が乗ってくるかな?」など、子供に質問しながら一緒に読んでいくのがおすすめです!
2歳児向けおすすめ絵本4:なにをたべてきたの?
『なにをたべてきたの?』は文:岸田 衿子 絵:長野 博一(出版社:佼成出版社)による色鮮やかな表紙が印象的なこの本。色からどんな食べ物を食べたのか考える時間も与えらていて、子供の想像力を広げるきっかけにもなります。
また、観察力のある子は食べ物を食べたしろぶたくんのお腹の色が変わっていく事にも気づきます。色の名前、しろぶたくんの変化、食べ物の名前と色んな視点から楽しめる、美しい色彩の世界が広がる空想豊かな絵本です。
色の名前を覚え始めるこの時期には、ページをめくるたびに視界に飛び込んでくる鮮やかな絵に子供たちも楽しくなること間違いなし!
2歳児向けおすすめ絵本5:おでかけのまえに
『おでかけのまえに』は作:筒井 頼子 絵:林 明子(出版社:福音館書店)による嫌々している主人公の物語の絵本です。
主人公のあやこちゃんが次々と繰り広げるびっくり仰天な光景に読んでいる私たちの方がヒヤヒヤしてしまいますが、そんな光景を見ても優しく見守るあやこちゃんのお父さんとお母さん。イヤイヤ期のお子さまがイヤイヤしている子供を客観的に見ることで、子供自身が自分の姿に気づくことも。
一緒に読んでいると、子供の気持ちにもっと余裕を持って寄り添っていきたいなと、なんだか温かい気持ちになってきます。
日々の育児に疲れた時、なんだか今日は怒りすぎてしまったなという時、ぜひお子さんと一緒に読んでみてください。
2歳児向けおすすめ絵本6:あなたがだいすき
『あなたがだいすき』は作・絵:鈴木 まもる(出版社:ポプラ社)による忙しかったり、疲れていたり、日常の中で無意識になりがちな我が子への愛情。いつまでも愛おしく思える我が子への愛情を、意識のもとに引き戻してくれるような絵本です。
2歳になるとある程度身の回りのことができるようになり、親の手を借りることも少なくなってきます。しかし、まだまだお母さんお父さんに甘えたい時期でもあります。忙しい毎日の中でついついカリカリしてしまいますが、「あなたのことが大切」「大好き」という気持ちは子供にちゃんと伝えてあげたいですよね。
「あなたがだいすき」というこのフレーズから始まるこの本は、読んでいるうちに大人も子供も自然と温かい幸せな気持ちになります。
日頃つい忘れてしまいがちなこの気持ちを、絵本を読んで思い出してみてください。
2歳児向けおすすめ絵本7:ぞうくんのさんぽ
『ぞうくんのさんぽ』は作・絵:なかの ひろたか レタリング:なかの まさたか(出版社:福音館書店)による主人公の「ぞうくん」の散歩の物語の絵本です。
「きょうはいいてんき」。ご機嫌なぞうくんが、かばくん、わにくん、かめくんと散歩を楽しみます。ちからもちのぞうくんは、みんなの頼もしい存在です。みんなを背中に乗せて、どんどん重くなって・・・あれあれ?ぞうくんどうなっちゃうの!?この後大ピンチを迎えるぞうくんたちですが、でも大丈夫。だって、今日はいいてんきだから。
お子さんと一緒に、ぞうくんの気持ちの変化に注目しながら読んでほしい一冊です。
2歳児向けおすすめ絵本8:ちょうちょうひらひら
『ちょうちょうひらひら』は文:まど・みちお 絵:西巻 茅子(出版社:こぐま社)による軽やかに飛ぶちょうちょうのように子どもの心を明るく、楽しくしてくれる絵本です。
優しい色彩と可愛い動物たちの描写が、まさに春にぴったりの絵本です。ちょうちょうがヒラヒラやってきて、動物たちに止まるとみんなにっこり。その笑い声が可愛らしく、読み方によって印象を変えるのも楽しんでほしいポイントです。
色えんぴつや絵の具などで描かれた柔らかい絵は、子供の優しい心を育み、美しい色彩を通して読み手の優しさも一緒に伝わることでしょう。
2歳児向けおすすめ絵本9:ねないこだれだ
『ねないこだれだ』は作・絵:せな けいこ(出版社:福音館書店)によるシンプルなはり絵と独特のストーリーで、子どもたちをひきつけてやまない赤ちゃん絵本です。
就寝前の絵本タイムに是非読んでほしい一冊。9時にボーンと鐘が鳴り、不気味なフクロウやネコが登場するのですが、最後は女の子が・・・という、怖いけど何度も見たくなってしまうお話です。夜はおばけの時間。表紙のおばけがとても印象的で怖いけれど、だからこそ目が離せない!怖いもの見たさに子供は興味津々です。
毎日布団に入って読んでもらうのが楽しみになり、早く寝ることへの意識付けにも効果が期待できます。
2歳児向けおすすめ絵本10:あおいよるのゆめ
『あおいよるのゆめ』は作・絵:ガブリエーレ・クリーマ 訳:さとう ななこ(出版社:WORLDLIBRARY)によるスライド式の仕掛けを指で動かして遊ぶボードブック「ちいさな ゆびで」シリーズで、夜空に星を浮かべたり、チューリップの花を咲かせたり、空に虹を描いたりできる絵本です。
赤ちゃんが指で触って動かすことのできる仕掛け絵本です。仕掛けメインの絵本なので12ページとページ数は少ないですが、ボードブック型なので破れにくく壊れにくいので2歳〜3歳以外にも1歳の子どもでも楽しめるようになっています。1ページごとに仕掛けがあり、メッセージが書かれた絵本になっています。
おやすみ前にお子さまと一緒に読むのもおすすめです。
以上が2歳児向け絵本おすすめ10選になります。最後に紹介した絵本を簡単に振り返っておきましょう!
2歳児向け絵本おすすめ10選【現役保育士が厳選】まとめ
- がたんごとん がたんごとん|自分で絵本を読みたい子どもにおすすめ
- なにをたべてきたの?|色に興味を持ち始める子どもにおすすめ
- おでかけのまえに|イヤイヤ気に悩みお母さんにおすすめ
- せんろはつづく|電車遊びが好きな子どもにおすすめ
- あなたがだいすき|一緒にあたたく幸せな気持ちになりたい時におすすめ
- 「だるまさんが」シリーズ|子どもと一緒に楽しみたい時におすすめ
- ぞうくんのさんぽ|子どもに読み聞かせする時におすすめ
- ちょうちょうひらひら|子どもと楽しく絵本を読みたいときにおすすめ
- ねないこだれだ|なかなか夜寝てくれなくて困っているお母さんにおすすめ
- あおいよるのゆめ|おやすみ前の絵本におすすめ
絵本を読むということは、感情が豊かになる、想像力が膨らむ、言語力が上昇すると発達の上で子供達に色々な影響を与えてくれます。また、絵本の読み聞かせを行うことで、自然と親子のでのコミュニケーションが生まれます。
私たち大人が「こんな気持ちを感じてほしい」「こんなことを知ってほしい」など、願いや思いを持って子供達に言葉をプレゼントしてあげることで、絵本を読む親子の時間がより素敵なものになっていくと思います。
ぜひ、沢山の絵本を知り、お子様に素敵な一冊をプレゼントしてあげてください!